2021年10月25日
2021年度第1回親子お遍路ウォーキングのご報告
2021年10月23日(土)に第1回親子お遍路ウォーキングを開催しました!
初めましての方、毎年参加いただいている方、ボランティアスタッフさんにお会いできるのを心待ちにしていました。
今年度もコロナ禍のイベント開催ということで、参加人数を50名までとし、近距離での発声は避ける、食事前の手指消毒、
ウォーキング中以外はマスク着用など感染予防対策をした上で開催しました。
参加者のみなさまご協力誠にありがとうございました。
今回は宇多津駅→78番郷照寺→坂出かきのはさんでお接待→79番天皇寺→80番国分寺までの13.5キロのコースです。
今回のコースは2019年度は新型コロナ感染拡大の為、2020年度は雨の為中止となったコースです。
三度目の正直!?でこの日は素晴らしい秋晴れでウォーキングには最高の日となりました。
受付・注意事項説明後にラジオ体操をします。怪我しないようにしっかり足首などをストレッチしましょう。

さぁ、78番郷照寺に向けて出発!

宇多津古街を歩きます。宇多津古街中世以降に港町として繁栄した地区で、由緒ある神社仏閣や、古い日本家屋の「町家」数多く残っています。
遍路道として利用されるので、歩きお遍路さんの姿を多く見ます。
三角邸や宇夫階神社など歴史や文化を感じる建物が多いので散策してみても楽しいですよ。

途中途中で大先達(お遍路のガイドさん)の福田さんが古い石柱(道しるべ)や道案内シールの説明をしてくれました。

外国人のお遍路さんも増えてきましたからね。全ての人に分かりやすく、安全に快適に。遍路道の整備も大変重要です。

みんな真剣にお話を聞いていますね。

20分程度で78番郷照寺に到着!
厄除けうたづ大師として有名で、厄除け祈願に訪れる人が絶えません。
高台に建っているので、境内からは宇多津の街並みと瀬戸大橋を望めますよ。

福田さんから山門に出入りする時には一礼すること、鐘は参拝前につくこと、お寺から出るときにつくと「出鐘」と言い縁起が悪いことなども教わった子供達。
お寺の歴史や参拝作法を勉強できるのもイベントの魅力ですね。


万体観音堂
3万体の観音像が堂内に並んでいます。それはそれは圧巻です。

大師堂の奥には女性の神様「淡島大明神」が祀られています。
郷照寺は他にもきれいな庭園があり、見所の多いお寺です。
郷照寺の次は休憩場所のかきのはさんまで歩きます。
みんなでバンザーイ。楽しそうな雰囲気が伝わりますか

坂出「かきのは」さんで場所をお借りして、昼食とお接待です。
今回はバナナやみかん、オリジナル和三盆、チョコレート、ドリンクを用意しました。

ゆっくり休んで疲れを癒してね。頑張ってねという気持ちでいつもお接待しています。
NPO手作りのオリジナル和三盆も好評で嬉しかったです。

参加者の代表の女の子がかきのはさんとお接待スタッフへお礼を伝えてくれました。

コンビニも自販機もない時代は地元の方の様々なお接待がお遍路さんの旅を支えていました。
昔は食べ物、飲み物だけでなく、髪結いやマッサージなどそれぞれ自分のできる範囲でお接待をし、遍路を受け入れる地元の方々は功徳を積んでいたようです。こうしたお接待文化が四国の人々の心の中に溶け込んでいき、現代まで引き継がれてきている。本当に素晴らしいことです。
子供達も四国が誇る「お接待文化」「おもてなし文化」に触れるよい機会になったのではないでしょうか。
美味しいお弁当とあたたかいお接待でエネルギー補給した後は、20分程歩いて79番天皇寺へと向かいます。
天皇寺は名前の通り、保元の乱で讃岐配流となった悲運の帝・崇徳上皇のゆかりの寺です。
三輪鳥居をくぐり、左手に本堂と大師堂。参道正面には崇徳上皇の霊を慰めるために建てられた白峰宮があります。
三輪鳥居は鳥居の両脇に鳥居を持つ全国的にも珍しい造りの鳥居です。
鳥居の前で記念撮影。鳥居の朱色が映えますね~。
※集合写真の撮影は直前までマスクを着用し、撮影時は外して撮影しました。

綾川沿いを歩いて、次はゴールの80番札所国分寺へと向かいます。

黄金色のすすきが風になびく姿が秋らしくて最高です。

途中、大きなどんぐりを拾ったり、虫や植物を観察したりそれぞれに自然を楽しむ子供達。

国分寺に到着!
天皇寺から国分寺までは約6.8キロ。1時間45分の道のりです。よく頑張りました!

解散式では子供達に感想を話してもらいました。

「道中色々な発見があって楽しかったです」
「たくさん歩いて疲れたけど、また参加したいです」
「今回一番驚いたのはたくさんの観音様を見たことです」などそれぞれ感じたことを話してくれました。
ドキドキの発表を頑張った子供達には福田さんからお菓子のプレゼント。

福田さんの説明にしっかりと耳を傾け、遍路文化を知ろうと頑張ってくれた子供達。
普段13キロを歩くことはあまりないと思うのですが、よく頑張って歩きました。
最後はやったぞー!のポーズで記念撮影。おつかれさまでした。
※集合写真の撮影は直前までマスクを着用し、撮影時は外して撮影しました。

今回からスタンプラリー形式の参加証をお配りしています。
過去3年の間にイベントに参加された方は、訪れたお寺にスタンプを押してお渡ししました。

香川県全てのお寺を巡られた方には第3回の解散式でNPO発行の「完歩証」をお渡しします。
(当イベントだけでなく、個人で参拝された場合でもスタンプを押します)
ぜひ全てのスタンプを集めてみてくださいね!
今回取材がありましたFMかがわ「STORY八十八」の放送日が決まりましたら、ホームページにてお知らせします。
このイベントがお遍路の歴史、おもてなしの心を知る
また、親子の絆を深めるきっかけとなれば幸いです。
次は第2回でお会いしましょう!ご覧いただきましてありがとうございました。
初めましての方、毎年参加いただいている方、ボランティアスタッフさんにお会いできるのを心待ちにしていました。
今年度もコロナ禍のイベント開催ということで、参加人数を50名までとし、近距離での発声は避ける、食事前の手指消毒、
ウォーキング中以外はマスク着用など感染予防対策をした上で開催しました。
参加者のみなさまご協力誠にありがとうございました。
今回は宇多津駅→78番郷照寺→坂出かきのはさんでお接待→79番天皇寺→80番国分寺までの13.5キロのコースです。
今回のコースは2019年度は新型コロナ感染拡大の為、2020年度は雨の為中止となったコースです。
三度目の正直!?でこの日は素晴らしい秋晴れでウォーキングには最高の日となりました。
受付・注意事項説明後にラジオ体操をします。怪我しないようにしっかり足首などをストレッチしましょう。

さぁ、78番郷照寺に向けて出発!

宇多津古街を歩きます。宇多津古街中世以降に港町として繁栄した地区で、由緒ある神社仏閣や、古い日本家屋の「町家」数多く残っています。
遍路道として利用されるので、歩きお遍路さんの姿を多く見ます。
三角邸や宇夫階神社など歴史や文化を感じる建物が多いので散策してみても楽しいですよ。

途中途中で大先達(お遍路のガイドさん)の福田さんが古い石柱(道しるべ)や道案内シールの説明をしてくれました。

外国人のお遍路さんも増えてきましたからね。全ての人に分かりやすく、安全に快適に。遍路道の整備も大変重要です。

みんな真剣にお話を聞いていますね。

20分程度で78番郷照寺に到着!
厄除けうたづ大師として有名で、厄除け祈願に訪れる人が絶えません。
高台に建っているので、境内からは宇多津の街並みと瀬戸大橋を望めますよ。

福田さんから山門に出入りする時には一礼すること、鐘は参拝前につくこと、お寺から出るときにつくと「出鐘」と言い縁起が悪いことなども教わった子供達。
お寺の歴史や参拝作法を勉強できるのもイベントの魅力ですね。


万体観音堂
3万体の観音像が堂内に並んでいます。それはそれは圧巻です。

大師堂の奥には女性の神様「淡島大明神」が祀られています。
郷照寺は他にもきれいな庭園があり、見所の多いお寺です。
郷照寺の次は休憩場所のかきのはさんまで歩きます。
みんなでバンザーイ。楽しそうな雰囲気が伝わりますか


坂出「かきのは」さんで場所をお借りして、昼食とお接待です。
今回はバナナやみかん、オリジナル和三盆、チョコレート、ドリンクを用意しました。

ゆっくり休んで疲れを癒してね。頑張ってねという気持ちでいつもお接待しています。
NPO手作りのオリジナル和三盆も好評で嬉しかったです。

参加者の代表の女の子がかきのはさんとお接待スタッフへお礼を伝えてくれました。

コンビニも自販機もない時代は地元の方の様々なお接待がお遍路さんの旅を支えていました。
昔は食べ物、飲み物だけでなく、髪結いやマッサージなどそれぞれ自分のできる範囲でお接待をし、遍路を受け入れる地元の方々は功徳を積んでいたようです。こうしたお接待文化が四国の人々の心の中に溶け込んでいき、現代まで引き継がれてきている。本当に素晴らしいことです。
子供達も四国が誇る「お接待文化」「おもてなし文化」に触れるよい機会になったのではないでしょうか。
美味しいお弁当とあたたかいお接待でエネルギー補給した後は、20分程歩いて79番天皇寺へと向かいます。
天皇寺は名前の通り、保元の乱で讃岐配流となった悲運の帝・崇徳上皇のゆかりの寺です。
三輪鳥居をくぐり、左手に本堂と大師堂。参道正面には崇徳上皇の霊を慰めるために建てられた白峰宮があります。
三輪鳥居は鳥居の両脇に鳥居を持つ全国的にも珍しい造りの鳥居です。
鳥居の前で記念撮影。鳥居の朱色が映えますね~。
※集合写真の撮影は直前までマスクを着用し、撮影時は外して撮影しました。

綾川沿いを歩いて、次はゴールの80番札所国分寺へと向かいます。

黄金色のすすきが風になびく姿が秋らしくて最高です。

途中、大きなどんぐりを拾ったり、虫や植物を観察したりそれぞれに自然を楽しむ子供達。

国分寺に到着!
天皇寺から国分寺までは約6.8キロ。1時間45分の道のりです。よく頑張りました!

解散式では子供達に感想を話してもらいました。

「道中色々な発見があって楽しかったです」
「たくさん歩いて疲れたけど、また参加したいです」
「今回一番驚いたのはたくさんの観音様を見たことです」などそれぞれ感じたことを話してくれました。
ドキドキの発表を頑張った子供達には福田さんからお菓子のプレゼント。

福田さんの説明にしっかりと耳を傾け、遍路文化を知ろうと頑張ってくれた子供達。
普段13キロを歩くことはあまりないと思うのですが、よく頑張って歩きました。
最後はやったぞー!のポーズで記念撮影。おつかれさまでした。
※集合写真の撮影は直前までマスクを着用し、撮影時は外して撮影しました。

今回からスタンプラリー形式の参加証をお配りしています。
過去3年の間にイベントに参加された方は、訪れたお寺にスタンプを押してお渡ししました。

香川県全てのお寺を巡られた方には第3回の解散式でNPO発行の「完歩証」をお渡しします。
(当イベントだけでなく、個人で参拝された場合でもスタンプを押します)
ぜひ全てのスタンプを集めてみてくださいね!
今回取材がありましたFMかがわ「STORY八十八」の放送日が決まりましたら、ホームページにてお知らせします。
このイベントがお遍路の歴史、おもてなしの心を知る
また、親子の絆を深めるきっかけとなれば幸いです。
次は第2回でお会いしましょう!ご覧いただきましてありがとうございました。
Posted by 遍路とおもてなし at 15:59
│親子お遍路ウォーキング