2008年03月20日
石柱で200年!
今朝、事務所に松岡事務局長が入ってくるなり、
「ええ話が来たわぁ~」にやにや
。
「経済産業局から電話があって、局長と部長4人で石柱寄付してくれる言うたよ♪」
なんと直々に申し出があったそうで、
当団体の設置する石柱は一本5万円で立てております。
つまり一人1万円で5人集まれば1本作れます!

▲JRが敷地を提供してくださり、社名を記載した前例
ちなみに先日ロータリーからご寄付いただき、
徳島のロータリー21団体の名前が石柱に載る予定です。
ご寄付いただいた場合、個人名や社名も石柱の一面に彫りこませていただいているので、
なんと、200年!!
その名前が世に残る訳です。
経済産業局の方も、四国に自分の名前が刻まれるなんて、
そんな名誉なことはないと思ってくださったようです。
ありがとうございます!!
皆様もいかがでしょうか??
「ええ話が来たわぁ~」にやにや

「経済産業局から電話があって、局長と部長4人で石柱寄付してくれる言うたよ♪」
なんと直々に申し出があったそうで、
当団体の設置する石柱は一本5万円で立てております。
つまり一人1万円で5人集まれば1本作れます!

▲JRが敷地を提供してくださり、社名を記載した前例
ちなみに先日ロータリーからご寄付いただき、
徳島のロータリー21団体の名前が石柱に載る予定です。
ご寄付いただいた場合、個人名や社名も石柱の一面に彫りこませていただいているので、
なんと、200年!!
その名前が世に残る訳です。
経済産業局の方も、四国に自分の名前が刻まれるなんて、
そんな名誉なことはないと思ってくださったようです。
ありがとうございます!!
皆様もいかがでしょうか??
2008年03月19日
平成19年度第3回理事会のご報告
3月16日(日)第3回理事会が行われました。
その前に同じ会場内にて「国際ロータリークラブ第2670地区 地区大会」が開催され、
そちらより、道標となる石柱の設置費用をご寄付いただきました!!
地区大会の最後に目録の授与式が行われ、理事など数名が壇上に上り、
当団体の活動紹介までしていただきました。
さっきまで竹中元経済大臣がそのステージで講演を行っており、
その後に同じ壇上にて自分どもの紹介をしていただけたことは、とても感激でした。
その寄付金にて、徳島県内21ヵ所に石柱設置予定です。
ありがとうございました!!


そして、理事会では!
当団体理事、事務局のほか、徳島県職員の世界遺産担当の方や、
銀行の従業員組合から成るNPO法人LOOP88理事長と理事、
また先月歩き遍路の実況報告をしてくれていた学生もご参加くださいました。


各地域の動きと情報交換、協力があってこそ、四国が活性化されることを再認識するとともに、
当活動が確実に実りあるものとなっていることを実感する会となりました。
しかしながら来年度に向け、さらに事務処理やら整理やら準備やら、大忙しだなぁ・・
・
と密かにあせる事務局員がここに一人。
その前に同じ会場内にて「国際ロータリークラブ第2670地区 地区大会」が開催され、
そちらより、道標となる石柱の設置費用をご寄付いただきました!!
地区大会の最後に目録の授与式が行われ、理事など数名が壇上に上り、
当団体の活動紹介までしていただきました。
さっきまで竹中元経済大臣がそのステージで講演を行っており、
その後に同じ壇上にて自分どもの紹介をしていただけたことは、とても感激でした。
その寄付金にて、徳島県内21ヵ所に石柱設置予定です。
ありがとうございました!!


そして、理事会では!
当団体理事、事務局のほか、徳島県職員の世界遺産担当の方や、
銀行の従業員組合から成るNPO法人LOOP88理事長と理事、
また先月歩き遍路の実況報告をしてくれていた学生もご参加くださいました。


各地域の動きと情報交換、協力があってこそ、四国が活性化されることを再認識するとともに、
当活動が確実に実りあるものとなっていることを実感する会となりました。
しかしながら来年度に向け、さらに事務処理やら整理やら準備やら、大忙しだなぁ・・


と密かにあせる事務局員がここに一人。
2008年03月17日
HPリンク更新!
当NPO法人公式HPの、リンク先を一つ追加いたしました。
「四国八十八箇所霊場」【電子国土版】目指せ!「世界遺産登録」
国土地理院四国地方測量部発行の遍路地図。
歩き遍路にとっては、一番分かりやすい地図ではないでしょうか!?
こちらもぜひご利用ください!
当HPへ>>>
「四国八十八箇所霊場」【電子国土版】目指せ!「世界遺産登録」
国土地理院四国地方測量部発行の遍路地図。
歩き遍路にとっては、一番分かりやすい地図ではないでしょうか!?
こちらもぜひご利用ください!
当HPへ>>>
2008年03月17日
日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会
スペインの世界遺産でもある、カミーノ・デ・サンティアゴ。
この巡礼の道を、日本でも情報交換・巡礼サポートなどが行えるように、
この度「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」が発足するそうです。
すでに「スペイン友の会」があり、その日本版。
当NPOも四国遍路の世界遺産登録に向け、その視察調査としてサンティアゴ巡礼の道を歩いています。
今年が3年目、来年で完歩
を目指しております。
今年はただ歩くだけでなく、道中に四国遍路の道もPR
してくる予定です。
なんと、この友の会からサンティアゴ巡礼の道で、当NPOが四国遍路道の宣伝を行う際、
情報提供の協力をしてくださるとのことに!!!
宗教・世界を超えた交流がまた一つ広がることに乞うご期待
!
なお、この「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」に興味のある方、入会されたい方はこちらから↓↓↓
この巡礼の道を、日本でも情報交換・巡礼サポートなどが行えるように、
この度「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」が発足するそうです。
すでに「スペイン友の会」があり、その日本版。
当NPOも四国遍路の世界遺産登録に向け、その視察調査としてサンティアゴ巡礼の道を歩いています。
今年が3年目、来年で完歩

今年はただ歩くだけでなく、道中に四国遍路の道もPR

なんと、この友の会からサンティアゴ巡礼の道で、当NPOが四国遍路道の宣伝を行う際、
情報提供の協力をしてくださるとのことに!!!
宗教・世界を超えた交流がまた一つ広がることに乞うご期待

なお、この「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」に興味のある方、入会されたい方はこちらから↓↓↓
2008年03月14日
11日目・・・完!
只今、京都の女子大学生が、歩き遍路をしています! ~VOL.10~
11日目
27から安芸市
約17Kkm
他の日に比べて進んだ距離数は圧倒的に少ないのですが、これには理由がありまして、
世界遺産に登録するための道が遍路道として使われてなかったものが含まれたために、
道探しに行ったり来たりしました。
(当NPO調査に協力してもらい、文化庁に提出した世界遺産登録指定の道を歩いてもらっていました。)
このことを通して感じたことなのですが、お遍路さんにとって遍路道に対する考え方と、
遍路道を世界遺産にしようと動いてる方たちのそれとはかなり乖離しているように感じました。
多くのお遍路さんは、お寺にもっとも最短距離で行きたいと考えるために国道を通ります。
しかし、国道の場合はすぐ横を車が走るような危ない道を通らなければなりません。
また、せっかく自然の中をのんびり歩けるのに近道をしたいがために、
そういった道を選んだ結果、出会えるものに出会えなくなってしまうように思います。
世界遺産に道が登録されるということは、その道自体に魅力があり、歩くという人間本来の行為で、
歩く人々の心持が変化していくことな のかもしれません。
お遍路さんはそのことを認識すべきだと思います。
ただ闇雲に歩いて、いち早く結願するのではなく、
自然の美しさや人の温かさ、その地域の風土や史跡に触れながら
自分を磨いていくべきでしょう。
それこそがお遍路なのだと、私は感じます。
私はこの日で、今回のお遍路の旅を終わらせました。
夏にお四国を(自転車で)巡礼したときとはまったく違う気持ちになりました。
やはり歩き遍路のほうが、いい意味でも悪い意味でも普段感じれないものにめぐり会えます。
特に感じたことなのですが、日本の道はいかに車優先で歩行者は二の次であることです。
本来道というものは、歩く人のために出来たはずなのに
現代では車の道になってしまっている、これは本当に残念です。
「みちは使わなければ失われていく」と松岡さんが、以前おっしゃていました。
まさしくそのとおりです。
かつ ての遍路道のいくつかは今や荒れ放題で、道として成立しないところがいくつもあるそうです。
現代の遍路道は最短距離でお寺をつないでいるために
歩く人がいなくなり、こうなってしまったのでしょう。
世界遺産に指定されることで、
道の本来の意味や人のつながりの素晴らしさを実感する人がたくさんできれば
本当に素敵だと思います。
私がその手助けを今後も出来たらと、常々思います。
今回の巡礼を見守ってくださった皆様、お接待くださった皆様、本当にありがとうございました。
合掌
11日目
27から安芸市
約17Kkm
他の日に比べて進んだ距離数は圧倒的に少ないのですが、これには理由がありまして、
世界遺産に登録するための道が遍路道として使われてなかったものが含まれたために、
道探しに行ったり来たりしました。
(当NPO調査に協力してもらい、文化庁に提出した世界遺産登録指定の道を歩いてもらっていました。)
このことを通して感じたことなのですが、お遍路さんにとって遍路道に対する考え方と、
遍路道を世界遺産にしようと動いてる方たちのそれとはかなり乖離しているように感じました。
多くのお遍路さんは、お寺にもっとも最短距離で行きたいと考えるために国道を通ります。
しかし、国道の場合はすぐ横を車が走るような危ない道を通らなければなりません。
また、せっかく自然の中をのんびり歩けるのに近道をしたいがために、
そういった道を選んだ結果、出会えるものに出会えなくなってしまうように思います。
世界遺産に道が登録されるということは、その道自体に魅力があり、歩くという人間本来の行為で、
歩く人々の心持が変化していくことな のかもしれません。
お遍路さんはそのことを認識すべきだと思います。
ただ闇雲に歩いて、いち早く結願するのではなく、
自然の美しさや人の温かさ、その地域の風土や史跡に触れながら
自分を磨いていくべきでしょう。
それこそがお遍路なのだと、私は感じます。
私はこの日で、今回のお遍路の旅を終わらせました。
夏にお四国を(自転車で)巡礼したときとはまったく違う気持ちになりました。
やはり歩き遍路のほうが、いい意味でも悪い意味でも普段感じれないものにめぐり会えます。
特に感じたことなのですが、日本の道はいかに車優先で歩行者は二の次であることです。
本来道というものは、歩く人のために出来たはずなのに
現代では車の道になってしまっている、これは本当に残念です。
「みちは使わなければ失われていく」と松岡さんが、以前おっしゃていました。
まさしくそのとおりです。
かつ ての遍路道のいくつかは今や荒れ放題で、道として成立しないところがいくつもあるそうです。
現代の遍路道は最短距離でお寺をつないでいるために
歩く人がいなくなり、こうなってしまったのでしょう。
世界遺産に指定されることで、
道の本来の意味や人のつながりの素晴らしさを実感する人がたくさんできれば
本当に素敵だと思います。
私がその手助けを今後も出来たらと、常々思います。
今回の巡礼を見守ってくださった皆様、お接待くださった皆様、本当にありがとうございました。
合掌
2008年03月13日
10日目・・・
只今、京都の女子大学生が、歩き遍路をしています! ~VOL.9~
10日目
26番金剛頂寺手前の宿「うらしま」から27番神峯寺手前の宿「浜吉屋」
約28km
金剛頂寺は不動信仰があるためか、この地域の人も個人で不動信仰をされている方が多い。
聞いた話だが、不動尊は慈悲の神様でとても優しいお心をお持ちである。
しかし,お金や商売に目がくらんで、ひとたび人の道をはずれると私たちの想像以上の罰があたる。
そのため不動信仰は心を決めてしなければいけないという。
吉良川の町並みはとても良かった。
古い蔵を改装し、カフェと民宿にしているお店がある。
民宿にしては割高だが、経営している方がライブをしてくれるという。
民宿ももっと個性的なサービスを提供していかなければないと感じた。
10日目
26番金剛頂寺手前の宿「うらしま」から27番神峯寺手前の宿「浜吉屋」
約28km
金剛頂寺は不動信仰があるためか、この地域の人も個人で不動信仰をされている方が多い。
聞いた話だが、不動尊は慈悲の神様でとても優しいお心をお持ちである。
しかし,お金や商売に目がくらんで、ひとたび人の道をはずれると私たちの想像以上の罰があたる。
そのため不動信仰は心を決めてしなければいけないという。
吉良川の町並みはとても良かった。
古い蔵を改装し、カフェと民宿にしているお店がある。
民宿にしては割高だが、経営している方がライブをしてくれるという。
民宿ももっと個性的なサービスを提供していかなければないと感じた。
2008年03月07日
「第3回親子お遍路ウォーキング」参加者募集!!!
「第3回親子お遍路ウォーキング」参加者募集!!!
大盛況だった第1回、第2回に引き続き、「第3回親子お遍路ウォーキング」を開催いたします!
全3回に分け、高松市の昔ながらの遍路コースを歩いてたどっていくものです。
ぜひこの機会に「遍路文化」に触れるとともに、親子のふれあいや助け合い、自然を感じる体験をしてみませんか?
また、遍路道のゴミ拾いも行い、環境美化にも努めます。
たくさんのご参加お待ちしています!!
日 時: 平成20年3月30日(日) 雨天決行
※当ホームページブログ上で、10日開催と誤って記載しておりました。訂正とお詫び申し上げます。
コース: ことでん潟元駅~屋島寺(84番札所)~八栗寺(85番札所)~道の駅むれ~志度寺(86番札所)
八栗寺へはケーブルカー利用も可(希望者のみ、費用各自負担、30分程待ち時間有)
集 合: 午前8:00 ことでん潟元駅前
参加料: 無料※但し八栗ケーブルを利用される方は各自乗車賃をご負担下さい。
詳細とお申込みはこちらから>>>

▲第2回目(H20年1月27日)の様子

▲四国新聞でも掲載されました
大盛況だった第1回、第2回に引き続き、「第3回親子お遍路ウォーキング」を開催いたします!
全3回に分け、高松市の昔ながらの遍路コースを歩いてたどっていくものです。
ぜひこの機会に「遍路文化」に触れるとともに、親子のふれあいや助け合い、自然を感じる体験をしてみませんか?
また、遍路道のゴミ拾いも行い、環境美化にも努めます。
たくさんのご参加お待ちしています!!
日 時: 平成20年3月30日(日) 雨天決行
※当ホームページブログ上で、10日開催と誤って記載しておりました。訂正とお詫び申し上げます。
コース: ことでん潟元駅~屋島寺(84番札所)~八栗寺(85番札所)~道の駅むれ~志度寺(86番札所)
八栗寺へはケーブルカー利用も可(希望者のみ、費用各自負担、30分程待ち時間有)
集 合: 午前8:00 ことでん潟元駅前
参加料: 無料※但し八栗ケーブルを利用される方は各自乗車賃をご負担下さい。
詳細とお申込みはこちらから>>>

▲第2回目(H20年1月27日)の様子

▲四国新聞でも掲載されました
2008年03月03日
9日目・・・
只今、京都の女子大学生が、歩き遍路をしています! ~VOL.8~
9日目
崎浜~26番札所金剛頂寺手前1キロ
約25km
崎浜では、太平洋から顔を出す朝日の出を見た。
朝日を映した水平線はとても神秘的であった。
朝ごはんを食べていなかったので、24番札所の近く、
おもてなしステーションになってくださっている「魚菜村」で食事をとることにした。
ここのお店はおへんろさんに、室戸海洋深層水をお接待しているそうだ。
午前中は、新鮮な野菜をつかった家庭料理のバイキングをしており、
コーヒー付で650円という良心的な価格で 提供してくださっている。
どれも本当においしかった。
何度も遍路宿に泊まったことのある人は気付くかもしれませんが、
遍路宿の料理はどこも似たり寄ったりで、おいしいけどちょっと飽きてしまう。
そんなときに家庭料理を出してくださると本当にうれしい。
おもてなしステーションは、困ったとき本当にありがたい存在だ。
今回の歩き遍路で、私はよくみかんを接待された。
本当においしかったので、何も考えずにたくさん食べていたら、
みかんのお腹を冷やす作用で、お腹をくだしてしまった。
そんなときに限ってたいていトイレは見つからない。。
そんなとき、気軽にト イレを貸してくださるおもてなしステーションがもっとあればと心から思う。
9日目
崎浜~26番札所金剛頂寺手前1キロ
約25km
崎浜では、太平洋から顔を出す朝日の出を見た。
朝日を映した水平線はとても神秘的であった。
朝ごはんを食べていなかったので、24番札所の近く、
おもてなしステーションになってくださっている「魚菜村」で食事をとることにした。
ここのお店はおへんろさんに、室戸海洋深層水をお接待しているそうだ。
午前中は、新鮮な野菜をつかった家庭料理のバイキングをしており、
コーヒー付で650円という良心的な価格で 提供してくださっている。
どれも本当においしかった。
何度も遍路宿に泊まったことのある人は気付くかもしれませんが、
遍路宿の料理はどこも似たり寄ったりで、おいしいけどちょっと飽きてしまう。
そんなときに家庭料理を出してくださると本当にうれしい。
おもてなしステーションは、困ったとき本当にありがたい存在だ。
今回の歩き遍路で、私はよくみかんを接待された。
本当においしかったので、何も考えずにたくさん食べていたら、
みかんのお腹を冷やす作用で、お腹をくだしてしまった。
そんなときに限ってたいていトイレは見つからない。。
そんなとき、気軽にト イレを貸してくださるおもてなしステーションがもっとあればと心から思う。
2008年03月02日
8日目・・・
只今、京都の女子大学生が、歩き遍路をしています! ~VOL.7~
8日目
海部~崎浜
約30km
海部では、アパートの部屋を改装して宿にしているところに泊まった。
海の横で窓からは太平洋が一望できる素敵なお部屋で泊まった。
普通の民宿の宿泊料は、素泊まりで4000~5000円、食事付きで6000~7000円と、
お遍路をしようと思っても学生には経済的に厳しいのが実情だ。
しかし、この宿は素泊まりが3000円と良心 的な設定で大変ありがたかった。
食事付きでは6200円らしいが、遍路宿ではどこも似たり寄ったりの食事しか出さないのに対して、
ここでは家庭料理を出しており、これがお遍路さんにうけているという。
ご主人に伺ってみると、遍路さんよりも長期滞在の土木の方がよくこの宿を利用しており、
経営もうまくいっているという。
宿の問題はかなり深刻だと私は感じる。
宿代が高いために、遍路さんの中には寝袋やテントをかついで野宿をしながらまわる人もいる。
このご時世に野宿でまわるのはかなり危険をはらんでいる。
へんろ道が世界遺産になったときに今のような宿泊環境では、
四国が野宿王国になりかねない。
ベテラン遍路さんに聞くと、かつては遍路さんの野宿は地域の人も大目に見ていたが、
最近では野宿禁止のところがほとんどで、野宿をしていると警察に職務質問されることもしばしばあるそうだ。
もちろん、住民の人の気持ちも納得できる。
四国に小さい頃からずっと住んだことのない人がお遍路の文化をいきなり理解するのは難しい。
こうなるのも時代の流れであろう。
だからこそ、守らなければならないお遍路なのだ。
お遍路を守るために、時代にあった遍路さんへの支援を模索し、実行していかなければならない。
宿の問題では、このようなアパートを改装して宿にしたり、あまり使われていない公民館を開放するなど、
今ある建物を使ってお遍路さんが安く泊まれる環境が整ったら、もっと学生のお遍路さんも増えると思う。
8日目
海部~崎浜
約30km
海部では、アパートの部屋を改装して宿にしているところに泊まった。
海の横で窓からは太平洋が一望できる素敵なお部屋で泊まった。
普通の民宿の宿泊料は、素泊まりで4000~5000円、食事付きで6000~7000円と、
お遍路をしようと思っても学生には経済的に厳しいのが実情だ。
しかし、この宿は素泊まりが3000円と良心 的な設定で大変ありがたかった。
食事付きでは6200円らしいが、遍路宿ではどこも似たり寄ったりの食事しか出さないのに対して、
ここでは家庭料理を出しており、これがお遍路さんにうけているという。
ご主人に伺ってみると、遍路さんよりも長期滞在の土木の方がよくこの宿を利用しており、
経営もうまくいっているという。
宿の問題はかなり深刻だと私は感じる。
宿代が高いために、遍路さんの中には寝袋やテントをかついで野宿をしながらまわる人もいる。
このご時世に野宿でまわるのはかなり危険をはらんでいる。
へんろ道が世界遺産になったときに今のような宿泊環境では、
四国が野宿王国になりかねない。
ベテラン遍路さんに聞くと、かつては遍路さんの野宿は地域の人も大目に見ていたが、
最近では野宿禁止のところがほとんどで、野宿をしていると警察に職務質問されることもしばしばあるそうだ。
もちろん、住民の人の気持ちも納得できる。
四国に小さい頃からずっと住んだことのない人がお遍路の文化をいきなり理解するのは難しい。
こうなるのも時代の流れであろう。
だからこそ、守らなければならないお遍路なのだ。
お遍路を守るために、時代にあった遍路さんへの支援を模索し、実行していかなければならない。
宿の問題では、このようなアパートを改装して宿にしたり、あまり使われていない公民館を開放するなど、
今ある建物を使ってお遍路さんが安く泊まれる環境が整ったら、もっと学生のお遍路さんも増えると思う。
タグ :歩き遍路
2008年03月01日
7日目・・・
只今、京都の女子大学生が、歩き遍路をしています! ~VOL.6~
7日目
23から海部
約30Km
お坊さんとの同行が始まった。
この方は雲水さんと言い,修行としてずっとお遍路をされているそうだ。
遍路を歩く人の多くは,何か偉大な力を求めて歩く。
その力で救われたいとか,自分の道を示して欲しい,そんな思いで歩き始める。
しかし,そういうものに出会える人はまれで,
多くの人は日常をとりまく雑事から自らを開放することで自分と見つめあい,冷静に過去を振り返って,
これからの自身を模索するのである。
でも,それでも見つからない。
答えは追いかけて追いかけてでは,出てこない。
一つの答えだけを求めるのに執着してばかりでは,大事なものを見落としてしまう。
今やらなければいけないことをこなし,待っていれば答えは降ってくる。
座禅で両手をお皿のようにして組むのは,降ってきた答えを受け取るためだという。
この話しを聞いた私の遍路の解釈は,
辛い環境からねじ曲がってしまった自分の嫌な部分をもとに戻し,
冷静に答えを拾う手助けをしてくれるのが四国遍路であるのではないかと感じた。
7日目
23から海部
約30Km
お坊さんとの同行が始まった。
この方は雲水さんと言い,修行としてずっとお遍路をされているそうだ。
遍路を歩く人の多くは,何か偉大な力を求めて歩く。
その力で救われたいとか,自分の道を示して欲しい,そんな思いで歩き始める。
しかし,そういうものに出会える人はまれで,
多くの人は日常をとりまく雑事から自らを開放することで自分と見つめあい,冷静に過去を振り返って,
これからの自身を模索するのである。
でも,それでも見つからない。
答えは追いかけて追いかけてでは,出てこない。
一つの答えだけを求めるのに執着してばかりでは,大事なものを見落としてしまう。
今やらなければいけないことをこなし,待っていれば答えは降ってくる。
座禅で両手をお皿のようにして組むのは,降ってきた答えを受け取るためだという。
この話しを聞いた私の遍路の解釈は,
辛い環境からねじ曲がってしまった自分の嫌な部分をもとに戻し,
冷静に答えを拾う手助けをしてくれるのが四国遍路であるのではないかと感じた。
タグ :歩き遍路