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2021年11月30日

おもてなしステーションに終活カフェこもれびが仲間入り

おもてなしステーションに「終活カフェ こもれび」さんが仲間入りしました!

場所は香川県高松市勅使町のベルモニー会館勅使の一階にあります。
香川県初の終活カウンセラーのいるカフェです。

さっそくお送りしたポスターを入口と店内に掲示してくれていました。
お遍路さんが受けることの出来るサービスは道案内・ドリンク(お茶など)・休憩・Wi-fi(ソフトバンク)・トイレ・充電です。

カフェは2021年10月にオーブンしたばかりです。
明るく落ち着いた店内ではカフェ利用はもちろん、終活カウンセラーさんに様々な相談もできます。

アクリルパーテーションが設置されて感染症対策もされています。
香り高い美味しいコーヒーと担当スタッフさんの優しい雰囲気に取材を忘れついついリラックスしてしまいました。

テラス席もあります。気持ちよさそうですね。

本は貸出もしていて、終活に関する資料などもたくさん揃えられています。

生活に彩りを添えるサービス「ハナノヒ」
サブスクリプションで一か月2000円で一回の来店で5本まで好きな花をお持ち帰り可能だそう。

もちろん何度利用してもOK。お花は朝市場で仕入れるそうです。個人的に利用したいなぁと思いましたニコニコ


お遍路さんはもちろん、美味しい飲み物でリラックスしたい方、終活に興味のある方
お近くに行かれた際はぜひ立ち寄ってみてくださいね!

【おもてなしステーションの詳細】
ベルモニー会館勅使内「終活カフェ こもれび」
住所:香川県高松市勅使町540 国道11号線沿「勅使交差点」角
受けることの出来るサービス:道案内・ドリンク(お茶など)・休憩・Wi-fi(ソフトバンク)・トイレ・充電
近くの霊場:一宮寺


おもてなしステーションのことをもっと知りたい方はこちらをクリックしてくださいね。
NPOホームページ  

Posted by 遍路とおもてなし at 06:22おもてなしステーション

2021年11月28日

2021年度 第2回親子お遍路ウォーキングのご報告

2021年11月27日(土)に第2回親子お遍路ウォーキングを開催しました!

コロナ禍でのイベント開催ということで、参加人数を50名までとし、近距離での発声は避ける、食事前の手指消毒、
ウォーキング中以外はマスク着用など感染予防対策をした上で開催しました。
参加者のみなさまご協力誠にありがとうございました。

今回は87番長尾寺→おへんろ交流サロン(お接待・昼食)→88番大窪寺までのコースです。
気温は低いですが、素晴らしい秋晴れでウォーキングには最高の日となりました。

まず松田理事長より挨拶。怪我無く楽しいウォーキングにしてくださいと励ましの声をかけていただきました。


注意事項説明後は尾崎理事によるラジオ体操。怪我しないようにしっかり足首などをストレッチしましょう。

長尾寺を参拝します。

記念撮影

大先達福田さんから門を出るときの作法を教わります。

お寺の歴史や参拝作法を勉強できるのもこのイベントの魅力だと思います。

ちなみに長尾寺に入るとおはぎと書かれたのぼりを見かけると思いますが、納経所でおはぎを販売しています。
珍しい甘納豆入りのおはぎです。餡子入りではなく甘納豆が散りばめられています。
甘すぎず大きさもちょうどいい。ぜひ長尾寺に行かれる方は購入してみてくださいね。


さぁ、出発!長尾寺からおへんろ交流サロンまでは約5キロの道のりです。

宗林寺の「弁慶の馬の墓」、高地蔵などを横目で見ながら歩きます。


11時20分頃おへんろ交流サロンに到着!おつかれさまー。

おへんろ交流サロンでは片桐館長が出迎えて下さいました。


昼食後はかがわ長寿大学 亥子の会のみなさまからお接待を受けました。
お菓子詰め合わせを一人ずつプレゼントして下さり大喜びの子供たち。

温かい飲み物やバナナやみかんお菓子などもいただきました。



代表の子供が御礼をお伝えしました。

NPOの岩澤専務理事からおもてなし大使任命書をお渡ししました。


子供たちもお接待を体験でき、優しい言葉で励ましていただいたことはよい経験になったと思います。
亥子の会のみなさまお忙しい中準備をしていただいて、心尽くしのお接待をありがとうございました。


おへんろ交流サロンは年間約1万人の来館者を迎えるお遍路の資料館です。
四国霊場が一望できるジオラマや江戸時代の納札や往来手形など貴重な資料が展示されています。
歩き・自転車遍路大使任命書も発行していますよ。まだ訪れたことのない方はぜひ一度足を運んでみてくださいね!



美味しいお弁当とあたたかいお接待でエネルギー補給した後はゴールの大窪寺へ向かいます。
上り坂が膝にくる花折峠道。銀杏は終わりかけていましたが、落ち葉が絨毯のようで美しいです。

木漏れ日の中を歩くのは気持ちいいですね。

暫く行くと疲れも吹き飛ぶこの絶景が待っていました。サンポートや女木島が望めますよ。


例年であれば交流サロンから女体山コースと下道コースに分かれるのですが、今回は2021年3月に国指定史跡「讃岐遍路道」に「大窪寺道」が追加されたことを受けて全員で大窪寺道を歩きました。
大窪寺道はおへんろ交流サロンの片桐館長などが整備されたこの看板に従って歩きます。

子供たちに案内板の説明する宍戸事務局長



今回指定された対象は長尾寺から大窪寺への15.6キロの区間のうち1.5キロの区域です。
国道・県道が整備された為、細切れになっていますが、未舗装の古道は歴史的な面影を残し、道端には道標・丁石・遍路墓等の貴重な石造
物が数多く残っています。

ずっとアスファルトの道を歩いていた子供たちは「土だ!ふかふかやー!探検やー!」と喜びの声を上げてしました。


竹林の中。笹の擦れ合う音が何とも言えぬ風情を醸し出してくれます。


十五、十六丁石の遍路道。
近くに小川が流れ苔むした古道は雰囲気がいいです。個人的には一番の映えスポットですね。
遍路の父である真念法師や昔のお遍路さんと同じ道を歩いているのかと思うと感慨深いですね。


丁石は舟形をしていて、丁数・造立年・施主などが書かれています。
ちなみに一丁は約109mです。今と違ってスマホやGPSもありませんから、地図を持たない命がけの旅をしていたお遍路さん達にとってはこの丁石だけが頼りだったわけですね。
道端にひっそりと佇む丁石や道標を見ると進むべき道は正しいのだと教えてくれているようで、一時の安堵感ともなっていることでしょう。


まだ残る鮮やかな紅葉を見ながら最後のひと踏ん張り。


16時頃、ついに到着しました!結願の寺大窪寺!
私はこの秋は下見や他のイベントなどで3回訪れましたが、何度来ても違った表情を見せてくれますね。
紅葉は終わりかけていましたが、大勢の参拝客で賑わっていました。

時間の関係でゆっくり参拝することが出来なかったので、写真で大窪寺を紹介させていただきます。
四国霊場の中でも最大級といわれる仁王門。

江戸時代は女性が参拝できないお寺もありましたが、大窪寺は女性も参拝ができたことから「女人高野」とも呼ばれていました。

寶杖堂
長旅を終えたお遍路さんの金剛杖が収められています。

山に抱かれるように立つ本堂

神童真魚像。お大師様は幼少期は「真魚(まお)」と呼ばれていました。


途中トラブルがあり参加者のみなさまには大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
このイベントがお遍路の歴史、おもてなしの心を知る
また、家族の絆を深めるきっかけとなれば幸いです。

香川県全てのお寺を巡られた方には第3回の解散式でNPO発行の「完歩証」をお渡しします。
(当イベントだけでなく、個人で参拝された場合でもスタンプを押します)
ぜひ全てのスタンプを集めてみてくださいね!
次は最終回の第3回でお会いしましょう!ご覧いただきましてありがとうございました。
  

Posted by 遍路とおもてなし at 08:06親子お遍路ウォーキング

2021年11月20日

第25回 外国人のためのお遍路体験でお接待

11月20日(土)に香川県国際課の主催で、在住外国人に歩き遍路を通して四国・香川の文化に対する理解を深めてもらおうと、
第25回「外国人のためのお遍路体験」が開催されました。今回はスタッフもあわせて約24名の参加がありました。

87番長尾寺をスタートし、88番大窪寺まで約15キロを歩きました。
お遍路は当NPOの大先達 福田理事などが同行し、お参りの仕方やお寺の説明を行いました。
みなさんお遍路衣装似合ってますね!



途中のおへんろ交流サロンにて、NPOメンバーでお接待をおこないました。
今回は屋島の源平合戦時に弁慶が作ったとされる「菜汁」風の具沢山味噌汁を用意しました。
大根、人参、里芋、ゴボウ、水菜など無農薬野菜やこだわりの味噌を使用し、元気が出るように愛情を込めて作りましたよ。

「おつかれさま。どうぞ~」

この後結願される歩き遍路さんにもお接待させていただきました。
コロナ禍での遍路旅は大変なことも多かったと思います。おめでとうございます!


感想を聞くと「野菜がたっぷり入って美味しい!」と嬉しい言葉をいただきました!素敵な笑顔ですニコニコ

菜汁は三杯おかわりされる方もいて好評でした。


他にも温かい飲み物やみかん、お菓子なども用意しました。

恒例のオリジナル和三盆。甘いものを食べて疲れを癒してくださいね。




参加者の代表の方からスタッフへお礼の言葉をいただきました。
たくさんの笑顔とありがとうをいただき、スタッフ一同お接待して良かった!と嬉しくなりました。


お遍路さんへ支援の手を差し伸べ、元気を与え、応援し、人と人の交流を深めてきたお接待文化は地域と共存し、大切に継承されてきました。
今回実際にお接待を体験することで、外国人の方もお接待文化やおもてなしの心に触れるよい機会になったのではないでしょうか。

お接待と昼食の後は、新しく国指定史跡の仲間入りをした「大窪寺道」ルートで88番大窪寺まで歩きました。
雰囲気の良い十六丁石がある遍路道を歩く参加者。



天候にも恵まれ、美しい紅葉を楽しみながらの遍路体験になりましたね。
長時間のウォーキングおつかれさまでした。
この機会を通して、四国遍路に興味を持っていただけたら嬉しいです!  

Posted by 遍路とおもてなし at 19:15お接待

2021年11月18日

石柱設置のご報告

2021年11月18日に高松商工会議所女性会ご寄付、屋島寺土地提供により屋島山上に新しい石柱を設置しました。
高松商工会議所女性会では四国遍路世界遺産登録に向けた活動の一環として、平成24年より当NPO石柱設置事業にご賛同くださり、石柱設置を行っていただいています。

除幕式には、高松商工会議所女性会 吉田会長と女性会メンバーのみなさま、屋島寺副住職 中井様、高松商工会議所の事務局長美馬様、当NPOの松田理事長、岩澤専務理事、宍戸事務局長が参加しました。

除幕式の様子(以下、撮影時だけマスクを外しています)
石柱建立2021.11.18_01

石柱建立2021.11.18_02

高松商工会議所女性会のみなさまと集合写真
石柱建立2021.11.18_03

設置場所は屋島山上の遊歩道から八栗寺へと続く遍路道への入口です。
木の看板はあるものの見落としやすく、歩き遍路の方が迷われやすい場所でした。
逆打ちで登って来られるお遍路さんにも屋島寺の方向が分かりやすくなっています。
石柱建立2021.11.18_06

石柱は高さ75センチ、幅15センチです。
石柱建立2021.11.18_04

上部にも矢印が入っています。
石柱建立2021.11.18_07


石柱建立2021.11.18_05

屋島は瀬戸内海国立公園に含まれ史跡・天然記念物屋島として指定されていますが、それぞれ環境省、文化庁から設置許可をいただき、土地所有者の屋島寺様のご理解のもと石柱を設置出来ることとなりました。これで香川県内の石柱の数は77基目となりました!これからお遍路さんの新たな道しるべとして、役立ってくれることを願います。

NPOでは石柱の寄付をしていただける方、土地提供をしていただける方を募集中です。
事務局までお問い合せください。  

Posted by 遍路とおもてなし at 14:47石柱

2021年11月04日

NPOの愛称・通称を募集します!

当NPOは設立から15年を迎えました。皆様の温かいご支援とご協力に感謝申し上げます。
今回、NPOのことをより多くの方に知ってもらい、親しみを持っていただけるよう愛称・通称を募集します。
皆様に長く親しまれる愛称・通称のご応募をお待ちしております。どなたでも応募可能です。詳細は下の案内をご覧ください。



案内(NPOホームページへ)

申込みフォーム

たくさんのご応募お待ちしています!  

Posted by 遍路とおもてなし at 15:06