2021年11月28日
2021年度 第2回親子お遍路ウォーキングのご報告
2021年11月27日(土)に第2回親子お遍路ウォーキングを開催しました!
コロナ禍でのイベント開催ということで、参加人数を50名までとし、近距離での発声は避ける、食事前の手指消毒、
ウォーキング中以外はマスク着用など感染予防対策をした上で開催しました。
参加者のみなさまご協力誠にありがとうございました。
今回は87番長尾寺→おへんろ交流サロン(お接待・昼食)→88番大窪寺までのコースです。
気温は低いですが、素晴らしい秋晴れでウォーキングには最高の日となりました。
まず松田理事長より挨拶。怪我無く楽しいウォーキングにしてくださいと励ましの声をかけていただきました。

注意事項説明後は尾崎理事によるラジオ体操。怪我しないようにしっかり足首などをストレッチしましょう。

長尾寺を参拝します。

記念撮影

大先達福田さんから門を出るときの作法を教わります。

お寺の歴史や参拝作法を勉強できるのもこのイベントの魅力だと思います。
ちなみに長尾寺に入るとおはぎと書かれたのぼりを見かけると思いますが、納経所でおはぎを販売しています。
珍しい甘納豆入りのおはぎです。餡子入りではなく甘納豆が散りばめられています。
甘すぎず大きさもちょうどいい。ぜひ長尾寺に行かれる方は購入してみてくださいね。

さぁ、出発!長尾寺からおへんろ交流サロンまでは約5キロの道のりです。

宗林寺の「弁慶の馬の墓」、高地蔵などを横目で見ながら歩きます。

11時20分頃おへんろ交流サロンに到着!おつかれさまー。

おへんろ交流サロンでは片桐館長が出迎えて下さいました。

昼食後はかがわ長寿大学 亥子の会のみなさまからお接待を受けました。
お菓子詰め合わせを一人ずつプレゼントして下さり大喜びの子供たち。

温かい飲み物やバナナやみかんお菓子などもいただきました。


代表の子供が御礼をお伝えしました。

NPOの岩澤専務理事からおもてなし大使任命書をお渡ししました。

子供たちもお接待を体験でき、優しい言葉で励ましていただいたことはよい経験になったと思います。
亥子の会のみなさまお忙しい中準備をしていただいて、心尽くしのお接待をありがとうございました。

おへんろ交流サロンは年間約1万人の来館者を迎えるお遍路の資料館です。
四国霊場が一望できるジオラマや江戸時代の納札や往来手形など貴重な資料が展示されています。
歩き・自転車遍路大使任命書も発行していますよ。まだ訪れたことのない方はぜひ一度足を運んでみてくださいね!
美味しいお弁当とあたたかいお接待でエネルギー補給した後はゴールの大窪寺へ向かいます。
上り坂が膝にくる花折峠道。銀杏は終わりかけていましたが、落ち葉が絨毯のようで美しいです。

木漏れ日の中を歩くのは気持ちいいですね。

暫く行くと疲れも吹き飛ぶこの絶景が待っていました。サンポートや女木島が望めますよ。

例年であれば交流サロンから女体山コースと下道コースに分かれるのですが、今回は2021年3月に国指定史跡「讃岐遍路道」に「大窪寺道」が追加されたことを受けて全員で大窪寺道を歩きました。
大窪寺道はおへんろ交流サロンの片桐館長などが整備されたこの看板に従って歩きます。

子供たちに案内板の説明する宍戸事務局長

今回指定された対象は長尾寺から大窪寺への15.6キロの区間のうち1.5キロの区域です。
国道・県道が整備された為、細切れになっていますが、未舗装の古道は歴史的な面影を残し、道端には道標・丁石・遍路墓等の貴重な石造
物が数多く残っています。
ずっとアスファルトの道を歩いていた子供たちは「土だ!ふかふかやー!探検やー!」と喜びの声を上げてしました。

竹林の中。笹の擦れ合う音が何とも言えぬ風情を醸し出してくれます。

十五、十六丁石の遍路道。
近くに小川が流れ苔むした古道は雰囲気がいいです。個人的には一番の映えスポットですね。
遍路の父である真念法師や昔のお遍路さんと同じ道を歩いているのかと思うと感慨深いですね。

丁石は舟形をしていて、丁数・造立年・施主などが書かれています。
ちなみに一丁は約109mです。今と違ってスマホやGPSもありませんから、地図を持たない命がけの旅をしていたお遍路さん達にとってはこの丁石だけが頼りだったわけですね。
道端にひっそりと佇む丁石や道標を見ると進むべき道は正しいのだと教えてくれているようで、一時の安堵感ともなっていることでしょう。

まだ残る鮮やかな紅葉を見ながら最後のひと踏ん張り。

16時頃、ついに到着しました!結願の寺大窪寺!
私はこの秋は下見や他のイベントなどで3回訪れましたが、何度来ても違った表情を見せてくれますね。
紅葉は終わりかけていましたが、大勢の参拝客で賑わっていました。
時間の関係でゆっくり参拝することが出来なかったので、写真で大窪寺を紹介させていただきます。
四国霊場の中でも最大級といわれる仁王門。

江戸時代は女性が参拝できないお寺もありましたが、大窪寺は女性も参拝ができたことから「女人高野」とも呼ばれていました。
寶杖堂
長旅を終えたお遍路さんの金剛杖が収められています。

山に抱かれるように立つ本堂

神童真魚像。お大師様は幼少期は「真魚(まお)」と呼ばれていました。

途中トラブルがあり参加者のみなさまには大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
このイベントがお遍路の歴史、おもてなしの心を知る
また、家族の絆を深めるきっかけとなれば幸いです。
香川県全てのお寺を巡られた方には第3回の解散式でNPO発行の「完歩証」をお渡しします。
(当イベントだけでなく、個人で参拝された場合でもスタンプを押します)
ぜひ全てのスタンプを集めてみてくださいね!
次は最終回の第3回でお会いしましょう!ご覧いただきましてありがとうございました。
コロナ禍でのイベント開催ということで、参加人数を50名までとし、近距離での発声は避ける、食事前の手指消毒、
ウォーキング中以外はマスク着用など感染予防対策をした上で開催しました。
参加者のみなさまご協力誠にありがとうございました。
今回は87番長尾寺→おへんろ交流サロン(お接待・昼食)→88番大窪寺までのコースです。
気温は低いですが、素晴らしい秋晴れでウォーキングには最高の日となりました。
まず松田理事長より挨拶。怪我無く楽しいウォーキングにしてくださいと励ましの声をかけていただきました。

注意事項説明後は尾崎理事によるラジオ体操。怪我しないようにしっかり足首などをストレッチしましょう。

長尾寺を参拝します。

記念撮影

大先達福田さんから門を出るときの作法を教わります。

お寺の歴史や参拝作法を勉強できるのもこのイベントの魅力だと思います。
ちなみに長尾寺に入るとおはぎと書かれたのぼりを見かけると思いますが、納経所でおはぎを販売しています。
珍しい甘納豆入りのおはぎです。餡子入りではなく甘納豆が散りばめられています。
甘すぎず大きさもちょうどいい。ぜひ長尾寺に行かれる方は購入してみてくださいね。

さぁ、出発!長尾寺からおへんろ交流サロンまでは約5キロの道のりです。

宗林寺の「弁慶の馬の墓」、高地蔵などを横目で見ながら歩きます。

11時20分頃おへんろ交流サロンに到着!おつかれさまー。

おへんろ交流サロンでは片桐館長が出迎えて下さいました。

昼食後はかがわ長寿大学 亥子の会のみなさまからお接待を受けました。
お菓子詰め合わせを一人ずつプレゼントして下さり大喜びの子供たち。

温かい飲み物やバナナやみかんお菓子などもいただきました。


代表の子供が御礼をお伝えしました。

NPOの岩澤専務理事からおもてなし大使任命書をお渡ししました。

子供たちもお接待を体験でき、優しい言葉で励ましていただいたことはよい経験になったと思います。
亥子の会のみなさまお忙しい中準備をしていただいて、心尽くしのお接待をありがとうございました。

おへんろ交流サロンは年間約1万人の来館者を迎えるお遍路の資料館です。
四国霊場が一望できるジオラマや江戸時代の納札や往来手形など貴重な資料が展示されています。
歩き・自転車遍路大使任命書も発行していますよ。まだ訪れたことのない方はぜひ一度足を運んでみてくださいね!
美味しいお弁当とあたたかいお接待でエネルギー補給した後はゴールの大窪寺へ向かいます。
上り坂が膝にくる花折峠道。銀杏は終わりかけていましたが、落ち葉が絨毯のようで美しいです。

木漏れ日の中を歩くのは気持ちいいですね。

暫く行くと疲れも吹き飛ぶこの絶景が待っていました。サンポートや女木島が望めますよ。

例年であれば交流サロンから女体山コースと下道コースに分かれるのですが、今回は2021年3月に国指定史跡「讃岐遍路道」に「大窪寺道」が追加されたことを受けて全員で大窪寺道を歩きました。
大窪寺道はおへんろ交流サロンの片桐館長などが整備されたこの看板に従って歩きます。

子供たちに案内板の説明する宍戸事務局長

今回指定された対象は長尾寺から大窪寺への15.6キロの区間のうち1.5キロの区域です。
国道・県道が整備された為、細切れになっていますが、未舗装の古道は歴史的な面影を残し、道端には道標・丁石・遍路墓等の貴重な石造
物が数多く残っています。
ずっとアスファルトの道を歩いていた子供たちは「土だ!ふかふかやー!探検やー!」と喜びの声を上げてしました。

竹林の中。笹の擦れ合う音が何とも言えぬ風情を醸し出してくれます。

十五、十六丁石の遍路道。
近くに小川が流れ苔むした古道は雰囲気がいいです。個人的には一番の映えスポットですね。
遍路の父である真念法師や昔のお遍路さんと同じ道を歩いているのかと思うと感慨深いですね。

丁石は舟形をしていて、丁数・造立年・施主などが書かれています。
ちなみに一丁は約109mです。今と違ってスマホやGPSもありませんから、地図を持たない命がけの旅をしていたお遍路さん達にとってはこの丁石だけが頼りだったわけですね。
道端にひっそりと佇む丁石や道標を見ると進むべき道は正しいのだと教えてくれているようで、一時の安堵感ともなっていることでしょう。

まだ残る鮮やかな紅葉を見ながら最後のひと踏ん張り。

16時頃、ついに到着しました!結願の寺大窪寺!
私はこの秋は下見や他のイベントなどで3回訪れましたが、何度来ても違った表情を見せてくれますね。
紅葉は終わりかけていましたが、大勢の参拝客で賑わっていました。
時間の関係でゆっくり参拝することが出来なかったので、写真で大窪寺を紹介させていただきます。
四国霊場の中でも最大級といわれる仁王門。

江戸時代は女性が参拝できないお寺もありましたが、大窪寺は女性も参拝ができたことから「女人高野」とも呼ばれていました。
寶杖堂
長旅を終えたお遍路さんの金剛杖が収められています。

山に抱かれるように立つ本堂

神童真魚像。お大師様は幼少期は「真魚(まお)」と呼ばれていました。

途中トラブルがあり参加者のみなさまには大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
このイベントがお遍路の歴史、おもてなしの心を知る
また、家族の絆を深めるきっかけとなれば幸いです。
香川県全てのお寺を巡られた方には第3回の解散式でNPO発行の「完歩証」をお渡しします。
(当イベントだけでなく、個人で参拝された場合でもスタンプを押します)
ぜひ全てのスタンプを集めてみてくださいね!
次は最終回の第3回でお会いしましょう!ご覧いただきましてありがとうございました。
Posted by 遍路とおもてなし at 08:06
│親子お遍路ウォーキング