2023年07月05日
四国遍路の魅力学ぶ
7月4日に四国遍路の学習をしている高松市内の小学校の校外学習のお手伝いをしました。
児童31名が86番志度寺を訪れ、実際の札所の雰囲気を感じるとともに、札所での作法説明、十河 瑞澄副住職の講話などを通して四国遍路文化への理解を深めました。
今日はその様子を簡単にご紹介します。
まずは仁王門前で当NPOの理事でもある十河 瑞澄副住職からご挨拶。

お参りの順序説明は当NPOの尾﨑理事が担当しました。

まず、手水舎で手を清めて

灯明、線香あげ、納札を入れる体験もしました。
結願した回数で納札の色が変わることを説明すると「一回で終わりじゃないの?」と不思議そうでした。
お四国病なんて言ったりしますが、大自然や人々の真心に触れ、全てを受け入れてくれる四国。
一回歩くと次もまた来たくなるのがお遍路の不思議な魅力。ぜひ大きくなったらみんなも一周歩いてみてね。

ろうそくは後からお参りする方の袖に当たらないよう上から立てます。ちょっとした思いやりも大切ですね。

作法を学んだ後は、本堂で十河 瑞澄副住職より弘法大師のこと、四国遍路や志度寺の歴史、江戸時代と現代のお遍路さんの違い、文化財の維持管理、天井画や肉付きの面、志度寺縁起絵などについて講和がありました。
質問タイムでは次々と手が挙がり
「一日に何人のお遍路さんが訪れるのか」
「どの季節が多いのか」
「なぜお遍路をするのか」
「昔のお遍路さんは何を食べていたのか」
「遍路道の整備はどうしていたのか」
「今もお接待はあるのか」など熱心に質問し、メモしていました。
納経所では実際に書いているところを見せていただき、納経帳には何を書いているのか、どんなスタンプを押しているか説明を受けました。
子供達は「すごい!これは集めたくなるね!」と目を輝かせていましたよ。

最後は無染庭、閻魔堂に安置されている閻魔大王像、五重塔などを見ながら広大な境内を散策。
植物や季節の花が咲く境内を歩いていると某アニメーション映画を思わせる扉が!
再現度が高く映画を見たことのある子供達は大喜び。新たな撮影スポットになる予感がしますね

扉は副住職の手作りだそうですよ。 すごい!映画の壮大な世界観がよみがえるようです。

お庭にたぬきが出ると聞いて驚く子供達。今回はお遍路さんを迎え入れるお寺を維持管理するご苦労もあわせて知りましたね。

最後は大西事務局長から和三盆のお接待と少しNPOの活動を紹介させていただきました。

今回実際に参りを体験したり、四国遍路に関するお話を聞くことで四国遍路文化への理解が深まったのではないでしょうか。
「四国遍路のよさを知りたい」「いいプロジェクトにしたい」と子供達が意欲的に学習しているのが伝わり、大変嬉しくまた頼もしく感じました。
この体験をもとに子供ならではの視点で四国遍路の魅力を発信してくれることを期待します。
児童31名が86番志度寺を訪れ、実際の札所の雰囲気を感じるとともに、札所での作法説明、十河 瑞澄副住職の講話などを通して四国遍路文化への理解を深めました。
今日はその様子を簡単にご紹介します。
まずは仁王門前で当NPOの理事でもある十河 瑞澄副住職からご挨拶。

お参りの順序説明は当NPOの尾﨑理事が担当しました。

まず、手水舎で手を清めて

灯明、線香あげ、納札を入れる体験もしました。
結願した回数で納札の色が変わることを説明すると「一回で終わりじゃないの?」と不思議そうでした。
お四国病なんて言ったりしますが、大自然や人々の真心に触れ、全てを受け入れてくれる四国。
一回歩くと次もまた来たくなるのがお遍路の不思議な魅力。ぜひ大きくなったらみんなも一周歩いてみてね。

ろうそくは後からお参りする方の袖に当たらないよう上から立てます。ちょっとした思いやりも大切ですね。

作法を学んだ後は、本堂で十河 瑞澄副住職より弘法大師のこと、四国遍路や志度寺の歴史、江戸時代と現代のお遍路さんの違い、文化財の維持管理、天井画や肉付きの面、志度寺縁起絵などについて講和がありました。
質問タイムでは次々と手が挙がり
「一日に何人のお遍路さんが訪れるのか」
「どの季節が多いのか」
「なぜお遍路をするのか」
「昔のお遍路さんは何を食べていたのか」
「遍路道の整備はどうしていたのか」
「今もお接待はあるのか」など熱心に質問し、メモしていました。
納経所では実際に書いているところを見せていただき、納経帳には何を書いているのか、どんなスタンプを押しているか説明を受けました。
子供達は「すごい!これは集めたくなるね!」と目を輝かせていましたよ。

最後は無染庭、閻魔堂に安置されている閻魔大王像、五重塔などを見ながら広大な境内を散策。
植物や季節の花が咲く境内を歩いていると某アニメーション映画を思わせる扉が!
再現度が高く映画を見たことのある子供達は大喜び。新たな撮影スポットになる予感がしますね


扉は副住職の手作りだそうですよ。 すごい!映画の壮大な世界観がよみがえるようです。

お庭にたぬきが出ると聞いて驚く子供達。今回はお遍路さんを迎え入れるお寺を維持管理するご苦労もあわせて知りましたね。

最後は大西事務局長から和三盆のお接待と少しNPOの活動を紹介させていただきました。

今回実際に参りを体験したり、四国遍路に関するお話を聞くことで四国遍路文化への理解が深まったのではないでしょうか。
「四国遍路のよさを知りたい」「いいプロジェクトにしたい」と子供達が意欲的に学習しているのが伝わり、大変嬉しくまた頼もしく感じました。
この体験をもとに子供ならではの視点で四国遍路の魅力を発信してくれることを期待します。
Posted by 遍路とおもてなし at 21:03
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